月末金曜日プレミアムフライデー2018年は実施してるの?目的は達成した?最近聞かないけどどうなった?



こんにちは、”一”です。

みなさん、突然ですが
プレミアムフライデーを覚えていますか?

最近は滅多に聞かなくなりましたが、
今でも行われているんでしょうか?

そもそも目的は達成したのか?

どんな課題問題点が出てきたのか?

気になったので調べて見ました。

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プレミアムフライデーの目的ってそもそもなんだっけ?

そもそもの発端としては、

日本政府経済団体連合会を中心として
毎月末金曜日の午後3時(15時)に
仕事を終えることを推奨する働き方改革

経済界が提唱・推進している毎月末金曜日
普段よりもプレミアムな生活を推奨する
個人消費喚起キャンペーンの連携によって

給料日直後にあたる月末金曜日には
夕方に買い物や旅行に充てることを
推奨するもので、

2017年2月の月末である2017年2月24日
から実施されています。

運営団体としては
プレミアムフライデー推進協議会となり、

プレミアムフライデーナビゲーターとして
関ジャニ∞を起用してます。

関ジャニ∞のメンバーが出演する
PR動画も作成されました。

※リンク切れの為削除しました。

実施してから見えてきた課題・問題点は?

月末の金曜日に早めに仕事を終えることで
空いた時間を使って

みんなにたくさんお金を使ってもらおう!

ということで始まりましたが、
そんなに上手いこといかないのが
今の世の中です…

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収入の減少

ここ数年で非正規労働者が増えてきており、
時給で働く人が意外と多いんです。

そうなると正社員以外の方は早めに
仕事を切り上げるとその分収入が減ります

収入が減るとどうなるのか…

消費税率の引き上げに続いて収入の減少
なんて起きた日には当然消費しないように
節約を心掛けるようになるでしょう。

つまり全くの逆効果というやつですね!

そんな私も本職は完全な時間給では
ありませんが労働時間が減ると給料が
減るので、

プレミアムな生活どころか

生活費が圧迫されてどんどん苦しくなる

一方です…

サービス業へのしわ寄せ・負担増

消費を促すということはお店側は
その時間に開店していなければいけません。

普段であれば17時か18時頃から開けていた
お店を15時で終わるサラリーマンたちに
合わせて開店準備をしなければいけなく
なります。

そうすることでサービス業の労働者は
労働時間が増えるのでその人たちの
余暇を完全に奪う形になります。

その結果しわ寄せで負担が増えることが
懸念されています。

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決算作業との競合

事務職の方なら分かると思いますが
月末といえば月次決算処理ですよね!

これが重なってしまうと15時に退社なんて
できるわけがありません。

実際に月初の金曜日に変更して欲しいとの
要望が各所から出ているようです。

特に3月の月末なんて早期退社が圧倒的に
困難です。

中小企業はそもそも実施できない

中小企業の場合は顧客が複数いることが
少なくないため、全ての顧客の理解
得られなければプレミアムフライデーを
行うことができません。

事実、プレミアムフライデーを実施した
中小企業は2.4%で、

特に運輸業に関しては0%

つまり皆無という結果になっています。

銀行をはじめとした金融関係の職場でも
月末の金曜日午後は特に忙しいため

職場内ではそもそも話題にすらならない
そうです。

私は金融関係ではありませんが、
プレミアムフライデーの存在自体を
しばらく忘れていました。 (笑)

プレミアムフライデーは余裕のある大企業が
先行して制度化しており、そこから取引先の
中小企業にどれだけ波及・一般化できる
のかが一番の課題になっています。

ただし、中小企業側では取引内容の見直し等
まで手をつけないといけない面もあるため

現状ではハードルがとても高くなっています

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結局どうなったの?

一部の企業では行なっているところもある
ようですが、基本的には全く浸透していない
のが現状です。

正直とても見切り発車感があり、これらの
課題は実施前に分からなかったのかと
問いただしたいくらいです。

普通に考えれば分かるような気もしますが…

まとめ

今回は最近めっきり聞かなくなった
プレミアムフライデーについて
取り上げてみました。

  • プレミアムフライデーは個人の消費を促す運動
  • ほとんど実施されていない
  • 非正規雇用者にとっては逆効果
  • 課題や問題点がいっぱいある

まだまだ始まって1年ちょっとしか
経っていませんが、

今後良くなるのか

それともこのまま消滅してしまうのか

政治家の方々にはもっと頑張っていただき
たいなと思います。

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