パラリンピックの車いすカーリングはオリンピックとはルールが違う？

こんにちは、”一”です。

帰国した選手のインタビューや地元凱旋等
オリンピックが閉幕した今でも
まだまだ熱が冷めない平昌オリンピック

ですが、次はパラリンピックが待っています！

平昌オリンピックでかなり知名度を上げた
カーリングは平昌パラリンピックにもあります。

今回はそんなパラリンピックの競技の一つ
「車いすカーリング」について書いていこう
と思います。

カーリングのルール

まずはオリンピックの競技、カーリングの
ルールから解説していきます。

カーリングは各チームが交互にストーンを投げ、
8投で1エンドとし、各エンド終了時に
ハウスと呼ばれる円の中心により近いほうに
ストーンがあるチームが得点を得る。

これを10エンド行い、最終的な得点数で
勝敗を決める。

投げる際に弱い回転をかけることで
速度が落ちていった時に自然に曲がっていく
（カールする）

↑これがカーリングの語源とされている。

ストーンの滑走中にブラシで氷上を
こする事（スウィープ）により、
速度の低下やカールするタイミングを
ある程度遅らせる事が可能になる。

試合形式はイニング制をとっており、
持ち時間は各チーム38分である。

持ち時間がなくなってしまうとゲームが終了
していないチームはその試合を没収されてしまう。

コーチからの助言を試合中に一度だけ貰う
ことができ、コーチがコーチ席からシート
に向かう間だけ時間が止まる。
（アドバイス中は持ち時間が減っていく）

人数は4人1チームで、男子と女子で完全に
分かれている。

ミックスダブルスと呼ばれる1チーム男女1人ずつ
で構成される試合形式も存在する。

カーリングだけ選手の声が良く聞こえるが、
あれはトリノオリンピックから選手全員に
ワイヤレスマイクを装着させているから

理由は、
見た目が地味なカーリングを少しでも
楽しんでもらえるようにと始められたそうです。

主なルールはカーリングと同じです。

ただし、以下の点が違います。

なお、参加条件は下肢に障がいのある人です。
基本的には車いすを使用している方なら
誰でも参加可能ですね。

助走がないとの事ですが、
そもそも車いすに乗りながら助走つけて
ストーンを投げるのは難易度高すぎなので
当然ですね。

腕2本しかないですし・・・

ちなみに、投げる際は反動で車いすが
動いてしまわないように別の選手が
後ろから支えることになっています。

一般のカーリングとは違って
スウィープがないので、いかに氷の
状態を把握して正確に投げれるかが
勝負の分かれ目になりますね。

それにしても、オリンピックでもそうでしたが、
氷の状態を読んだり、氷と友達だったり

どうやったらわかるんでしょうかね・・・

アスリートにしか分からない何かが
あるんでしょう。

今回はカーリングと車いすカーリングの
違いについて書いてみました。

主にこの4点が違いましたね。

平昌冬季パラリンピックは
3月9日(金)～18日(日)の10日間です。

オリンピック同様応援していきましょう！

オリンピックのメダル獲得数が過去最多
となりましたが、パラリンピックでも
過去最多のメダルを獲得できると良いですね。

こちらの記事も是非ご覧ください。