石垣島にいる外来種イグアナ、他にも危ない奴がいた!?猛毒カエルとは?【鉄腕DASH!!】



1月21日に放送の鉄腕DASH!!

グリル厄介にて石垣島の外来種

について紹介されます。

石垣島の恐竜という事で、

グリーンイグアナが登場しますが、

調べていると、他にも危ない奴がいたので

紹介したいと思います!

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そもそも外来種とは?

その前に、まずは外来種とはなんなのか

おさらいをしましょう

外来種(がいらいしゅ)とは、
もともとその地域にいなかったのに、
人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のこと。
(wikipediaより引用)

ペットとして輸入したり、

貨物コンテナにくっついて来たり等々

理由は様々ですが、

それによって元々いた生物たちの

生命が脅かされています。

石垣島の恐竜、イグアナについて

さて、石垣島の外来種として

有名な要注意外来生物イグアナさんですが、

中南米や西インド諸島が原産で、

石垣島は年中暖かい気候ということもあり、

イグアナにとってとても住みやすい優良物件だった為

個体数がどんどん増えていった経緯があります。

サイズは、

幼体だとトカゲサイズですが、

成体になると2m程度にもなります。

そんなのが近付いてきたら怖いですね・・・

石垣島では1990年代後半辺りから

目撃情報があります。

年数が経っていることもあり、

地元の方たちはトカゲ釣りという方法で

簡単に捕まえることができるそうです。

個体数も多いので見つけるのも簡単そうですね。

ちなみに食べると美味しいらしいので

ぜひいかがですか?

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猛毒カエルの正体とは?

イグアナの他にも石垣島には外来種がいます。

その中でも特に危険なのが、

猛毒を持つ大型のカエル

(体長15cm程度)

オオヒキガエル(学名Bufo marinus)です。

出典:wikipedia

学名にもmarinusがある様に、

海水にも強いことが特徴です。

国際自然保護連合(IUCN)という組織により

世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。

やばいです!

日本が侵略されてしまいます・・・!!

原産地

アメリカ南部から中南米辺りが原産となります。

なお、原産地では22cmの個体が発見されています。

サトウキビ畑の害虫を駆除する目的で

世界中で導入され、1932年にハワイ、

1935年にオーストラリアなどに持ち込まれました。

日本では

  • 小笠原諸島
  • 大東諸島
  • 石垣島
  • 鳩間島
  • 西表島

などで生息が確認されています。

現在も確実に勢力を広げていると思います。

害虫駆除って・・・

なんか、ハブとマングースを思い出しますね・・・

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繁殖

オオヒキガエルは

1度で8,000~17,000個程度の卵を産み、

年間を通して繁殖が可能です

卵は早いと1日で孵化し、オタマジャクシになります。

オタマジャクシは1ヶ月ほどでカエルの姿へと変態し、

1年程度で成体になります。

オオヒキガエルは食欲が旺盛で、

目的の昆虫だけでなく

  • 他のカエル
  • ネズミなどの小動物
  • ヘビ
  • ペットフード

等々何でも食べてしまいます

毒性

アルカロイドを主成分とする猛毒(ブフォテニン)を持っており、

目に入ると失明

体内に摂取すると心臓麻痺等を引き起こす

見た目は、牛乳のような白い粘液です。

海外では、
食用と間違えたのか、実際に食べてしまい
死亡した事例も存在します。

なお、厄介なことに

卵嚢や幼生(オタマジャクシ)

毒を持っている周辺の水も毒に汚染

されてしまいます。

ちなみに、

アルカロイドの中には

フグ毒で有名なテトロドトキシンも含まれています。

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被害

小型種は捕食され、

大型種は本種を食べることにより毒で死滅する。

繁殖している水辺では周辺の生き物が毒に侵され死滅する。

侵略的外来種に指定されるのも納得のヤバさである・・・

お互いが出会わずに目的を達成できない

ハブとマングースとは逆に、

出会ったものを片っ端から駆逐していく奴なのです・・・

現にオーストラリアでは、

固有種のオーストラリアワニ

オオヒキガエルを捕食することによって、

大量に死亡し絶滅する恐れがでています。

駆除の方法

もちろん何もしなかったわけではなく、

色々な方法を考えて実践してきました。

冷凍して安楽死させる

薬剤を散布する

等があげられます。

海外では、

ゴルフクラブで叩き殺すという方法を考案しました。

(現在は禁止されていますが、

私はこの方法だけは絶対やりたくないです・・・)

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最後に

オオヒキガエルが

日本に定着してかなりの年月が経ちましたが、

未だに有効な手段が見つかっていないのが現状です。

イグアナやオオヒキガエルもそうですが、

まずはペットとして飼ったのであれば

身勝手な事をしない。

手に余るようであれば適切な方法で

処理することを考えましょう。

それができないのであればそもそも

飼うなんてことはしてはいけないと思います。

少し前にニュースになったヒアリもそうですが、

(こちらは貨物コンテナに付着が原因でした)

まずは外来種に対しての知識をしっかり持つ

というところから始めるのが良いのではないでしょうか

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